神気界 泉 皇導です。
私のこの泉「皇導」という名前は、先代から受け継いだ”仕事用の名前”になります。
「仕事用の名前や源氏名」はセーフですが、いわゆる改名や通称名を使用している方が世の中には意外と多くいらっしゃいます。
「社会的に名乗る本名を別の名前にしてしまおう」というものですね。
仮に言えば、田中太郎(タナカタロウ)さんが1文字の漢字を変えて「田中多郎(タナカタロウ)」と名乗るケースと、吉田吉男(ヨシダヨシオ)さんが「吉田正造(ヨシダショウゾウ)」と名乗るケースなどですね。
その多くの理由は、「占い師にこっちの画数のほうが良いと言われた」「親の名付けた名前が気に食わない」という物になります。
残念ながら私は長年この仕事を行う上で、「名乗る名前を変えた瞬間から仕事に私生活に、よろしくない状況になってきた人」しか見たことがありません。
結果的に改名した方に過去をタイムライン別に思い出して頂くと、ハッキリ言って改名した瞬間から人生がハードモードになっていたりします。
優しかった旦那さんに怒鳴られるようになり夫婦不仲に、あるいは、改名の時点から仕事が全く長続きしなくなったりパワハラされる職場を渡り歩くようになったり、友人関係が繋がらなくなったり、やり手の会社経営者から細々とした一般職にならざるを得なかったり、なんなら離婚したり家族に大問題が起こったりなど、ケースとしては様々です。
一応私の目線では、「無事で済んだ人は居ない」というのが改名です。
ほとんどの場合で「運気が超下がる」と言っても差し支えないでしょう。
今回は、その改名についてお伝えしていきます。
人はなぜ占い師によって改名させられるのか
皆さんのご自宅の付近に、こんな看板を見たことがありませんでしょうか。
「運命開拓 姓名判断 はんこ●●堂」
何を隠そう、私の今の自宅の徒歩30秒圏内にそのような建物があります。
かつ世の中には、推定で数千件もそういった「はんこ屋+姓名判断」のハイブリッドな事業者が存在しています。
これはなぜか。
元々が占い師のパターンなら「改名ではんこ売ったら儲かるじゃん」となって印鑑を売り始めるパターンで、元々が印鑑屋なら「姓名判断ができるようになったら改名ではんこ売ったら儲かるじゃん」となって、両方の入り口から入ってとにかくこの「姓名判断+印鑑屋のハイブリッド」になってしまう業者が過去に跡を絶たなかったからです。
皆さんがインターネットのない時代の田舎のハンコ屋の二代目で、1日中ヒマでヒマで収入が全然増えなかったら、「高級印鑑をバカスカ売れる人物になる」という妄想を一度や二度はするはずです。
ただし、高級印鑑なんてものはそうそう売れるものではありません。
印鑑というものは100均の無い時代でも1,000円~3,000円程度で作れる代物です。
高級なものでは象牙などで3個セット30万程度で販売されていますが、1,000円で済むものを30万円出させる、というのは商売人とは言え至難の業です。
そうすると、それはもう多分姓名判断を習得して「開運する」という謎の付加価値でも付けないと売れないと考えるんじゃないでしょうか。
かくしてハンコ屋は姓名判断をインストールし、占い師はハンコ売りを兼業にし、世の中には赤錆びたシャッターと薄汚れた看板の「ハンコ屋×姓名判断」の業者が今もなお残っている次第です。
(改名しましょう、というところで大きなステップを踏ませて「先生」としての関係性を作り、「開運する」としてハンコを売るまでが一連の流れです)
私は昔、権威ある姓名判断師の親族の方と個人的に話したことがありますが、
「50%当たりゃプロ。60%当たりゃトッププロで人が行列を作る。70%当たりゃプロが講演会に押し寄せてくる」と言っていました。
そんな「当てずっぽうレベルの確率」のものに人生を預けてしまうのが姓名判断だよ、ハハハ、ただしまあまあ当たるけどね、人によっちゃあね。みたいなお話でありました。
しかし「商売人としてメシを食う」という責務ありき、100%当たるという顔をしながら100%開運すると言って改名を勧めて彼等はハンコを売る次第です。
そこにやっつけられて、改名させられる人は今もなお数多くいらっしゃいます。
私はそんなご相談者様に会うたび会うたびに「元の名前に戻せば問題解決する」とお伝えしてきまして、実際に元の名前に戻したご相談者様は皆さん問題解決をし続けてきています。
「本来辿るべき人生」「本来受けるべき(神社神道の大神様達の)お導き」から一切逸れる方法が「偽名を名乗ること」です。
つまり、極めて危険なことがその「改名」です。はんこ屋の言いなりになって、戸籍ごと改名させられるケースもありますが、この場合も元々の名前を名乗り続ける他に道はありません。
改名した人の大体は「はんこ屋にはんこを買わされた人」ですが、皆さんはそこには感化されないようにしていただきたいところです。
なぜ改名をすると運気が下がるのか
人はオギャアと生まれた瞬間に、神社神道の神様から2つ良いものを与えられます。
・本質(使命・テーマ)
・ご縁
これらは人生を形作る上で極めて重大な要素になります。
「本質」というものは、その人の持つ才能や適正や能力を最大限に活かすような道へ、最大限に活かされるような形で進むための「型枠」みたいなものです。
スポーツ適性が非常に高い人をスポーツへあてがい、お絵描き適正の非常に高い人をお絵描きに導き、社会人として人を支配して有能にしてあげられる才能のある人をそうなるように仕向けていく、考え方・決め方・納得の仕方・好み・精神的傾向・運気における「設計書」みたいなものになります。これがないと、全ての人間は適正のないところにしか進まない、才能も役割も適職も天職も良さも魅力もない凡人以下に成り下がります。
後者の「ご縁」は、要はその「互いにこれを学ばせてこれを学ぶべき」という人間関係が導かれてくる、というような流れになります。
「人とともに笑顔で過ごすけど歯に衣着せぬ物言いをする人」と、「笑顔が無いけど物言いが慎重な人」が大親友になれば、ほどなくして二人が「人とともに笑顔で過ごす物言いが良い人物」になっていくわけです。
こういった相互にプラスになる利益関係があるご縁であれば結ばれた方が良いと考えられますが、実際に神社神道の大神様達は、こういった理由ありきなところで人と人との関係性をガッチリ作られます。
人のみならず、家や土地、仕事、その他様々な要素にもこの「ご縁」というものが絡んできます。
さて、表題の通り「なぜ改名をすると運気が下がるのか」ですが、この2つが改名した名前や偽名を名乗っている間には消えるのが理由です。
食うはずのないものを食い、住むはずのない場所に住み、会うはずのない人と会い、過ごし、就くはずのない仕事につき、見るはずのないものを見て、考えるはずのないものを考え、辿るべきはずのない道を進む…という事になります。
神社の神様は「(源氏名を除いて)社会的に名乗っている名前は生まれながらの本名」という前提で人間の座標を特定してお導きをされているようなので、漢字が社会的に違っていたり、読みがなが違っていたり、そもそも名字が違っていると、仮に田中太郎さんが居るとして、「田中太郎の座標が無い!」となるわけです。
目の前に一億二千万人居て、全員判別して全員導かなきゃならんわけです。
自ら苗字や名前を正当なルール(婚姻時に変わるなど)を無視して変えちゃった人なんか、「座標の特定がめんどくさいから知らん」になってしまうようなのです。
(海外に移住して半永住したのか改名したのか知らんけども、ぐらいの印象のようです)
そうなるともう、その人に向けて神社の神様が設計した本質やご縁やその他諸々がゼロの状態で生きていくしか無いわけです。
神様的には「生きてるか死んでるかよう分からん奴」になるのが改名です。
画数がとか運気がとか、姓名判断師に~だとか、そういった次元の話ではありません。
なんだったら、神様からすると死んでるのと一緒です。
ある意味ゾンビな感じで導きのない人生を送る事になりますので、改名は辞めて下さい。
また、改名済みの方は速やかに戻して下さい。
改名して幸福になるパターンは果たしてあるのか?
表題のこれは「無いことはない」と言えます。
要は、神様からのお導きが災いだらけで、本質が家の業など複雑な事情があり、不幸な選択をして不遇な人生を送るための代物であった場合は、名乗りを変えて導きをゼロにしたほうがまだマシ、という件はありえます。
ただしこの場合、(ご先祖様を含めた一族の因果応報により)災いを喰らうべき責務から逃れるのを阻止しようとする流れがあるため、神道が名乗りを変えさせないようになります。
神様からするところの透明人間になるメリット、というのもあり得る、という話です。
8割9割方、名前は変えないほうがよろしいのと、変えないほうが自然であるのだと言えます。
「改名」が許され問題がないパターン
・仕事名(源氏名・ペンネームその他)
・あだ名(勝手に呼ばれるものが社会的な名前になる場合は問題がない)
・仏門に入り改名する場合(お坊さんに良くあるが、正式なものに入る)
・外国人の通名・帰化名(元々の名前も帰化名も通名も神社神道からの観測対象になる)・死後の戒名。「○○院 釈○○」みたいな死後専用のお名前。無論問題ない。
・髙橋→高橋 齋藤→斉藤など、苗字を簡易化して書くケースは問題なし。なんなら先祖が勝手にやっているパターンも有り、致し方なく、問題ない。
要は、後から本名の名乗りをわざわざ変えるパターン以外は基本的に問題なし、という事です。
全国のお坊様は安心していただきたい。
また、会社名の社名変更はこの限りではありませんのでご安心下さい。
ビフォーもアフターも、一連の流れとして見なされます。高頻度で社名を変えたとしてもなんにも問題ありません。
また当然、
・会社名の名付け
・赤ちゃんの名づけ
に関しては、姓名判断師や占い師、あるいははんこ屋に名付けを頼んだとしても一切問題はありませんが、良い名前になるかはそのはんこ屋の腕次第だと言えます。
(当方の一種の得意分野がこの「名付け」です。霊視と門外不出の理論により名付けを行ないます。ご希望の方はぜひどうぞ。)
まとめ
・改名すると運気が超下がる。ハイブリッド式の占いはんこ屋の餌食にならないように。
・神様から与えられる「本質」「ご縁」を一時的に捨てることになり、適した人間になり適した道を歩む型枠からはみ出し、変な道を歩むことになる
・あまりにも異常に災いだらけで不幸だらけなら、名前を変えられるなら変えてみれば良くなるパターンもありうる。変え”られれば”の話である。
・源氏名や、お坊さんの「法名(僧名)」への改名や外国人の通名・帰化名などは問題ない
以上のように、とにかく改名は辞めておいたほうがよろしい、というのが霊能者としての意見です。
幸いにも私はプロとして占い業を行なっていますが、四柱推命・九星気学・姓名判断などの占術師との人間関係は今は特になく、”しがらみ”がありませんのでこれをある種「暴露」する事ができます。あればわざわざ書くことはありません。
大昔は「20万の改名代を支払い、40万~60万のはんこ一式を買わされる」というのがある種のステータスだった時代もありました。
やった人間がどうなったかは色々ですが、少なくとも今はそういった時代ではないのと、そもそもが本名からして人に「嘘偽りを伝える」というあたり、根本から不誠実な行為だと考えるべきだと思います。
なお、神気界は「本名」をお聞きできないと鑑定内容を間違えます。(よみがな+写真orニックネーム+写真ぐらいでなら特定は出来ますが)
これはこの記事に書いてあるものが理由の全てで、要は「本名」イコール「人間の座標」になるため、座標が間違っていれば鑑定は間違えます。
(神気界のご依頼・お問合せフォームには、「必ずご本名を記載下さい」と書いていますのは、これが理由です。)
ちなみに、世の中に無数に存在する「田中太郎」さんからご相談者様の友人の「田中太郎」さんを見る場合は、「ご相談者様と関係性のある田中太郎さん」という感じに視ていますので、ありふれた名前だとしてもそこには問題はありません。
兎にも角にも、本人が困る上に倫理上もまずいため、改名はダメです。絶対に。
身内に改名したい方がいらっしゃいましたら、本ブログ記事をお見せするなどして止めて下さい。
神気界について
愛知県名古屋市中村区にて、先代より引き継ぎ二代目の霊能者として占い鑑定所を開いております。
完全予約制にて、対面鑑定・電話占いによる鑑定により1日2件限定にて多くの方をご鑑定差し上げております。
一度の相談のみで結果・成果を出し解決する事を重視し、霊能者としての占い・除霊・独自の気功を行っており、また、「事実視えない力が扱える霊能者である」と誰しもが分かるような証明を全ての鑑定にて行い続けています。
お越し頂ける範囲の方の鑑定のみならず、「電話占い」により日本全国に対応しております。
お悩みの有る方や迷いのある方は、ぜひ一度ご依頼を下さい。
個人の方は、対面占い・電話占いともに50,000円/90分にて鑑定を行っております。
皆さまからのご依頼を心よりお待ち申し上げております。
神気界 泉 皇導<コウドウ>
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