霊能者占い鑑定所 神気界 泉 皇導と申します。
皆さんは印鑑の材質は何をお使いでしょうか?
水牛・柘(つげ)・プラスチック・桜・屋久杉・黒壇・象牙など…
人生において印鑑を出す機会は多く、また、印鑑を自慢される機会もなかなかに有ることです。
その中で、高級な印鑑を使用している人に共通して見られるのは、「高級な印鑑を使用しているから開運する」と信じている、ということで間違いありません。
私は元々運が良い方ではありませんが、霊能者として様々な方法や物を所有し、「運」を引き上げてきた結果、今大変な開運をしているなあという自覚がある、「運気」に関するプロフェッショナルです。
今回は、高級な印鑑で開運するのかどうなのか!?というその疑問に決着をつけていこうと思います。
そもそも印鑑で開運するとなぜ言われているのか?
開運する印鑑にはいくつかの種類があります。
1.「印相体」と呼ばれるような、開運向けの画数にわざと印鑑の字の画数を変更して開運を狙う開運印鑑
2.象牙・石・木材などの人工的ではない素材を使用することにより、その材質のパワーをいただけるという考え方の開運印鑑(なんならマンモス牙もあります)
3.風水などの見地から、材質の色は黒が良い・印鑑ケースは青が良い、などの考え方での開運印鑑
代表的には上記の3点が「開運する印鑑」の種類です。
1は字体で、2は材質で、3は色で、ということになります。
また印鑑は「印鑑を押したのは本人であり、その本人が承認したという証明」になります。そのため、人生の決定や選択に寄り添うアイテムこそが印鑑であり、その印鑑が縁起がよく優れたものであるというのは、人生を豊かで災いがなく優れたものにするに違いない、と信じられてきたのかと思います。
全部信じるならどのような印鑑が最強なのか
どうでしょう。開運する!と言われている要素を全部ガッチャンコすると、
・マンモス牙で職人の手彫り印鑑であること
・九星気学などで画数を図ってもらい、印相体でより開運する画数に変えて彫ってもらうこと
・白や黄色の蛇革の印鑑ケース
などがあれば最強無敵の印鑑の完成!ということになります。
素材で7万円、九星気学などの鑑定で3-4万円、職人の手彫りで1万円、印鑑ケースで1万円円で、合計140,000円で究極の一本が手に入ります。
会社用に3本、家族4人で4本で980,000円です。
これで家族丸ごと古代のマンモスパワーでマンモス大開運!!
…本当にするのでしょうか?
印鑑で開運するのかどうなのか
しません。
日本において「運気が開ける」というのは、そもそも「神社の神様」か「仏教の仏様」かどちらかが運気自体を動かさなければ成立しません。
(私が取り扱っているような「天珠」は特例中の特例です)
「開運する」という概念自体はよく言われることなのですが、ここで言う印鑑が「なぜ開運するのか」というロジックは「昔から言われているから!」「九星気学で測定したから!」「風水で縁起が良いと言われているから!」「パワーがあるんでしょ!?」というものですが、
・昔から言われている
→昔から言われているからといって事実だとは限らない
・黄色や白色の蛇で開運!
→ただの動物や爬虫類の皮と変わりません。
・九星気学で測った上で開運する画数にしてもらった!
→そもそも九星気学は超当たらない
・風水で言われている要素を取り込んだ!!
→風水はほぼ当たらないけども、色で開運、という風水の一要素は最も当たらない
・パワーがあるんでしょ!?
→私は目に見えないパワーの専門家ですが、象牙にもマンモス牙にもパワーはありません。昼に食べた鯖の小骨と変わりません。水牛も同様です。「The・骨」です。
またパワーストーンの印材は中身の精霊が出番が少なく悲しむし働きません。
また、木も、それが屋久杉などの高級木材だとしても、印鑑程度のサイズだとそこにエネルギーや魂のようなものは宿りません。
・高級だからなんか縁起が良い!
→実際の「開運グッズ」としての価値は0円だと言っていいでしょう。
つまり、開運はしません。
私から言わせると、
「クリスマスにケンタッキー」「土用の丑の日はうなぎ」「バレンタインデーにチョコレート」というとの変わらない、昔の人の宣伝に踊らされているような無意味な文化だと言えます。
どうでしょう、平たく言えばハンコ屋が客単価を上げるための戦略にハマっているとか、そういった話になるのであんまり大金は注ぎ込まないほうが良いでしょう。
(ネットショップがない昔は、印鑑を数十万で買うのがお金持ちのステータスだったりした時代もあります。今は相場が調べれば出てしまうので、そうは行きませんが…)
印鑑マウントに遭遇!その時あなたの印鑑は!?
「なんだ!開運するって言うのは嘘だったのか!じゃあ楽天で一番安い印鑑を買うわ!プラスチックでオッケー!」となった方、ちょっとお待ち下さい。プラスチックは欠けます。
また、それ以上に人生では平均7人は「印鑑マウント」を取ってくる他人と出会うことになります。
「君のその印鑑はなんだね。プラスチックじゃないか。僕の使っている印鑑は本象牙でね。象牙。知ってる?もう輸入ができないんだよ。だから価値が高騰していて、今しか買えないと思ってね、フフン」
みたいな人物を「印鑑マウント」を取ってくる人物なのだと言えます。
その時に「いや自分これ気に入ってるんで。デザインが良いでしょ」と言えるような印鑑を持っていたほうが本当は良いよね、という話があります。
霊能者が使用している印鑑
結論、印鑑なんて何でも良いわけですが、「デザインや材質が風変わりで、価値や価格が高いようにも見える安物」を私は使用しています。
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以前使用していた、プラスチックらしき印鑑の印影が欠けましたので、欠けないものをと思いこちらをメインで使用しています。
安価ですが重量感があり、気に入っています。
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またこちらは10年前に購入してから使用しているものになります。
銀行などで何度か「なんですかその印鑑!?」と声をかけていただくこともありました。
職人の手彫りでなおかつこの安さです。また、縁起を問われたときに「竹だから成長する感じですかね?」と言えるので、そこも悪くない点です。
形も握りやすく、軽く硬いために比較的欠けにくいと考えられます。
そのため、これから印鑑を買う方にはお勧めをします。
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私は法人を持っているのですが、そこの法人印はこちらです。
今購入履歴を見るまでは水牛だということを忘れていましたが、楽天で適当に安いものを買ったという記憶しかありませんでした。
このように、私は印鑑にこだわりを持っていません。
さいごに
結論、印鑑では開運はしません。
繰り返しますが、「クリスマスにケンタッキー」「土用の丑の日はうなぎ」といったような、我々に刷り込まれた「エセ常識」の一環が「印鑑で開運」という考え方です。
街の個人の印鑑屋は次々と閉店しています。昔ながらの高級路線の店舗などは目にすることがほとんど無くなりました。
これは、ビジネス的に非常に難易度が高く、「たかだか1000円のものをいくらで売るか」という極めて稼ぎにくい業種において、占いや開運などの付加価値をジャンジャン付ける必要があったり、天才的な話術を駆使する必要があったりするからとも言えます。
その中でまことしやかに広まっていった「印鑑で開運」という嘘の常識は、ネット社会の「いやいや印鑑って1,000円じゃん」という常識に飲まれつつあります。私から言わせれば、1,000円のものを1,000円で売ろうとしてこなかった高級印鑑屋が悪いのですが。
最終的には、印鑑に高価な材質を求めるよりも、自分が気に入っているものを使っていくことが大切です。信頼性と実用性を兼ね備えた印鑑を選び、日々の生活に役立てていくことが一番よろしいかと思います。
神気界について
愛知県名古屋市中村区にて、先代より引き継ぎ二代目の霊能者として占い鑑定所を開いております。
完全予約制にて、対面鑑定・電話占いによる鑑定により1日2件限定にて多くの方をご鑑定差し上げております。
一度の相談のみで結果・成果を出し解決する事を重視し、霊能者としての占い・除霊・独自の気功を行っており、また、「事実視えない力が扱える霊能者である」と誰しもが分かるような証明を全ての鑑定にて行い続けています。
お越し頂ける範囲の方の鑑定のみならず、「電話占い」により日本全国に対応しております。
お悩みの有る方や迷いのある方は、ぜひ一度ご依頼を下さい。
個人の方は、対面占い・電話占いともに50,000円/90分にて鑑定を行っております。
皆さまからのご依頼を心よりお待ち申し上げております。
神気界 泉 皇導<コウドウ>